FINAL FANTASY VII BEFORE CRISIS

第2章 『白日に微笑む暗殺者』
  ジュノン [υ]-εγλ 0001/2/30

[υ]-εγλ 0001/2/30 PM1:00
ジュノン

レノ:
 ホテルに到着したぞ、と

ヴェルド:
 すぐに社長室へ向かえ
 社長が待機されている

レノ:
 はい
 ただちに向かいます、と

--ジュノンホテル内部--

レノ:
 ご苦労さん、と

護衛の兵士:
 社長がお待ちです

散弾銃:
 おかしなことがあればすぐ知らせるのよ

護衛の兵士:
 任せてください

アバランチ:
 神羅に裁きを!

護衛の兵士:
 ぐわぁーー!

護衛の兵士:
 貴様ら、何者だ!?

アバランチ:
 神羅に裁きを!

アバランチ:
 プレジデント神羅はこのホテルにいるはずだ
 見つけ次第抹殺しろ!
 行くぞ

レノ:
 ここからは我々が護衛します、と

プレジデント神羅:
 タークスか
 それは頼もしい

護衛の兵士:
 アバランチが・・・

プレジデント神羅:
 なんだ!?今のは

レノ:
 ご安心を
 我々が守ります、と

散弾銃:
 !!

アバランチ:
 見つけたぞ!プレジデント

散弾銃:
 やめなさい!

--アバランチと戦闘開始--

レノ:
 こんなところにまで入り込んでくるとはな
 油断もスキもない連中だぞ、と

プレジデント神羅:
 これが例の極悪非道集団か
 こざかしいマネをしおって・・・

ヴェルド:
 社長、ご無事ですか?

プレジデント神羅:
 ヴェルドか 問題ない

ヴェルド:
 社長は狙われています
 やはり、講演は中止してください
 この状況での外出は
 自ら進んで標的になるようなものです

プレジデント神羅:
 だめだ!
 あれは手っ取り早くわが社をアピールできる

ヴェルド:
 ならばこれを御覧ください

ヴェルド:
 ホテル内の監視カメラの映像です
 すでにアバランチが多数侵入しています

レノ:
 なんだこれ!?
 アバランチだらけじゃないか、と

ヴェルド:
 これが現状です
 お分かりいただけましたか?

プレジデント神羅:
 ヴェルド なんとかしろ

プレジデント神羅:
 それでは、今しばらくお待ちください
 ホテル入口には追加の兵士を配備しました
 レノが社長の身辺警護にあたります

 散弾銃
 お前はホテル内のアバランチをすべて排除しろ

散弾銃:
 了解しました

プレジデント神羅:
 急げよ
 分刻みで予定がつまっているのだ

レノ:
 俺は社長の護衛だ
 お前はホテル内の安全確保だろ
 早く行けよ、と

プレジデント神羅:
 急ぎたまえ

アバランチ:
 捕まえろ!
 プレジデントの居場所を吐かせるんだ!

アバランチ:
 神羅に裁きを!

アバランチ:
 プレジデントはどこだ!

散弾銃:
 誰に聞いてるか分かっているの!?

アバランチ:
 タークス!
 社長はどこだ?
 教えれば命だけは助けてやる

散弾銃:
 教えるわけないでしょ

散弾銃:
 終わりね

レノ:
 ちょ、ちょ、ちょっと
 待ってくださいよ、と

プレジデント神羅:
 もう充分待った
 出発する

レノ:
 お!新人!
 状況は?

散弾銃:
 もちろん終わっているわ

レノ:
 ひゅ~

プレジデント神羅:
 さっさと行くぞ

散弾銃:
 はっ

プレジデント神羅:
 支社の報道室で講演を中継する
 諸君
 移動中の護衛を頼むよ

散弾銃:
 はっ

アバランチ:
 プレジデント神羅!
 覚悟!!

プレジデント神羅:
 !!

散弾銃:
 社長 ご無事で?

プレジデント神羅:
 うぬぅ 問題は、ない
 だが、しかし・・・なんて凶暴な・・・

レノ:
 新人!
 俺はさっきの爆弾野郎を始末する
 お前が社長を報道室までお連れしろ

散弾銃:
 了解しました

レノ:
 すぐに合流するぞ、と

散弾銃:
 社長には指一本触れさせないわ

ヴェルド:
 社長が襲われると社長の体力が減る
 社長の体力は画面右上に表示される
 ブルーのゲージだ
 ブルーのゲージを減らさないよう護衛にあたれ
 敵の動きを予測して接触すれば
 社長への攻撃を防げる

散弾銃:
 了解しました

アバランチ:
 いたぞ!来い!!

プレジデント神羅:
 !!
 早く何とかしたまえ

散弾銃:
 社長!!

プレジデント神羅:
 始末しろ!

アバランチ:
 いたぞ!来い!!

プレジデント神羅:
 君!こっちだ!

プレジデント神羅:
 君、しっかりしたまえ
 時間をロスした
 急ぐぞ

散弾銃:
 はっ

散弾銃:
 狙撃!?

プレジデント神羅:
 くそっ
 君!あの無礼者を始末してこい

散弾銃:
 了解しました
 すぐ戻ります

--ジュノンビル内部--

アバランチ:
 くそ
 見つかったか!

散弾銃:
 私が安らかに眠らせてあげる!

プレジデント神羅:
 寄るな!

散弾銃:
 !?

散弾銃:
 大ピンチ!

散弾銃:
 社長!?

プレジデント神羅:
 護衛がやられた

散弾銃:
 社長はここに
 すぐ始末してみせます

散弾銃:
 社長!完了しました

プレジデント神羅:
 うぬぅぅ・・・
 潰す、必ず潰すぞ

散弾銃:
 社長!
 すぐにせん滅します

散弾銃:
 支社に到着しました
 すぐに報道室にお連れ致しますね

--神羅ジュノン支社内部--

プレジデント神羅:
 迎えが来ることになっている

ヴェルド:
 中継が終わるまでは気を抜くな
 引き続き社長の護衛にあたれ

散弾銃:
 了解しました

護衛の兵士:
 こちらです

プレジデント神羅:
 うむ

護衛の兵士:
 どうぞ報道室へ

プレジデント神羅:
 うむ

護衛の兵士:
 タークス主任からの伝言です
 入り口付近の警備にあたれとのことです

散弾銃:
 ・・・そう

散弾銃:
 !!
 あなたたち誰にやられたの?

護衛の兵士:
 奴らは偽者だ・・・
 社長が危ない・・・

散弾銃:
 卑劣な!!

プレジデント神羅:
!!  お前たち・・・
 このわしを・・・
 だましたな

偽・護衛の兵士:
 神羅に裁きを!

散弾銃:
 社長!!

プレジデント神羅:
 消せ!

散弾銃:
 はっ

プレジデント神羅:
 許さん・・・
 だが、民衆はわが社の味方だ

散弾銃:
 はっ

レノ:
 ハイ
 とうちゃくっ、と

散弾銃:
 レノさんもう追いついたの?

プレジデント神羅:
 ジュノンの軍備設備は市民の皆さんの物です
 街の安全のために使用します
 ですから・・・

レノ:
 なんとか、無事にいけそうだな

散弾銃:
 そのようね
 すこし物足りないくらい

レノ:
 ん?停電か!?
 新人!社長から離れるなよ、と

散弾銃:
 了解しました
 (だんだん目が慣れてきたわ)

ヴェルド:
 フロアの魔晄供給にトラブルが発生した
 社長は無事か?

レノ:
 問題ありません、と

ヴェルド:
 レノはそのまま社長の護衛にあたれ
 新人に停電を復旧させる
 配電盤は右下通路の奥にある
 詳しい道順は俺が直接指示する

レノ:
 新人!
 そういうことだからよろしくな、と

散弾銃:
 了解しました

レノ:
 新人
 早くしてくれ
 このままじゃ社長が危ないぞ、と

プレジデント神羅:
 中継は停止だ
 停電では仕方ない

ヴェルド:
 そのまま右へ進め
 そのまま下へ進め
 そのまま右へ進め
 そのまま右へ進め
 そのまま下へ進め

レノ:
 !!

???(フヒト):
 予定より早く復旧したようですね
 ですが、これぐらいはたいした問題ではありません
 プレジデント神羅の
 ありがたい講演は阻止できましたからね

レノ:
 アバランチ!?

???(フヒト):
 フフフ
 光栄です
 早速、私達の名前を覚えて頂いたようで

レノ:
 動くな!

???(フヒト):
 そんなに怖い顔をなさらないで下さい
 私はアバランチのフヒトと申します
 以後お見知り置きを

散弾銃:
 主任 大変よ
 アバランチがブレーカーを落としていたわ

ヴェルド:
 まずい
 すぐに社長のもとへ戻れ

散弾銃:
 了解しました

レノ:
 やばそうな奴が現れたもんだな、と

フヒト:
 フフフ
 それは、誉め言葉と受け取っておきます
 こうして、皆さんとお知り合いになれて
 とてもうれしいです
 ですが、残念ながら本日で
 永遠のお別れをしなければなりません

散弾銃:
 待ちなさい

レノ:
 グットタイミング!
 俺はこのまま社長を保護する
 お前はフヒトの足止めをしてろ、と

散弾銃:
 了解しました

--フヒトと戦闘--

フヒト:
 どうしました?
 もう動けませんか?
 でしたら、私はこれで失礼致します

散弾銃:
 待ちなさいよ・・・

フヒト:
 フフフ
 ご安心下さい
 あなたの息の根は後日、必ず止めて差し上げます
 本日はこれから始まる炎のショーをご堪能下さい

散弾銃:
 何なのそれ・・・?

フヒト:
 私の粋な計らいに感謝して下さいね
 では
 ごきげんよう

ヴェルド:
 緊急事態だ
 魔晄キャノンがアバランチに占拠された

散弾銃:
 !

ヴェルド:
 魔晄キャノンへ向かえ
 あれが発射されたら本社ビルどころか
 街全体が吹き飛ぶ

散弾銃:
 (炎のショー!最悪ね)

レノ:
 TV電話に着信だぞ、と

???(ルーファウス):
 災難だったな おやじ
 社内監視システムで見ていたよ
 無事なんだろ?

プレジデント神羅:
 ルーファウスか
 お前から連絡をよこすとは
 珍しい事もあるものだ

ルーファウス:
 フッ

 ところで、レノ君
 見知らぬタークスがよい働きをしていたな
 名前は?

レノ:
 散弾銃
 今日入社した新人です、と

ルーファウス:
 覚えておこう
 今後の活躍を期待していると伝えてくれたまえ
 では、失礼する

ヴェルド:
 緊急事態です
 魔晄キャノンが占拠されました

プレジデント神羅:
 何だと!?
 奴ら・・・
 黙っていれば次々と・・・

 ヴェルド
 これよりセキュリティレベルをAからSへ切り替える

ヴェルド:
 はっ
 ただちに

プレジデント神羅:
 君は魔晄キャノンへ行きたまえ
 必ずキャノンを取り戻してこい

レノ:
 はっ

--レノ退場--

プレジデント神羅:
 卑劣な野獣どもめ・・・
 勝手なマネは許さん!
 わしのミッドガルが滅びるはずはない!

プレジデント神羅:
 !!

フヒト:
 フフフ
 またお会いしましたね
 プレジデント神羅
 死を恐れることはありません
 魂が星に帰るだけの話なのですから
 苦痛は一瞬だけです
 どうか観念なさって下さい

アバランチ:
 我らも魔晄キャノンへ向かうぞ

レノ:
 新人
 覚悟はできてんな?

散弾銃:
 ここに入ったときからできているわ

レノ:
 ならいい
 行くぞ、と

ヴェルド:
 社長!社長!

プレジデント神羅:
 まだ・・・死ねん・・・
 奴らを・・・なんとしても・・・
 潰す・・・
 セフィロスを・・・
 セフィロスを呼べ!!

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