＜内容＞（「BOOK」データベースより）
突如あふれるように現れた殺戮“鬼”たち。なんの理由も理解も与えられず、ただ嬲られ殺されるのを待つしかない人間たち。ヒューマニズムなど嘲笑するかのように繰り返される大量虐殺。精密なスプラッター描写で地獄を描ききり、まさに神がかった著者・友成純一の『凌辱の魔界』と並ぶ世紀の傑作。残酷ショートショート12編を収録した完全版。
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レビューを見ると「最高！」という声ばかりなので読んでみた。
あまりに期待して読みすぎたのか思った程じゃなかった。
こういうのをエログロ小説というんだなと思ったりはしたが物足りない。
もっとグロくても良いかも。
エロはなくてひたすらグログログログロだけのが好みかな。
と書きつつも、人によりグロ耐性は違うので続き読むには注意を。
読み物としては面白かった。
ストーリーも好き。
読んでて頭の中で簡単に映像が想像出来る文章って読み易くて良いんだよね。
これも実際に頭の中で簡単に想像出来て読み易かったんだけど…
日比谷公園の木なんて分かり易すぎて(笑)
だけど私の精神的にグッとくる小説とは違ったわぁ。
もっと、なんだろ…うーん。もっとこう…
虫系は苦手なので唯一ゾゾッとしたのは「第二話 極彩色の大地」かな。
宏美の話の部分ね。
たぶん私は内臓掻っ捌いて系よりも
『剃刀で目を掻き毟ってみたり
ノコギリでゴリゴリするけど骨が邪魔でうまくいかんとか
アキレス腱をハサミでブチブチしてみたりとか』
の方が苦手かな。
あと規則正しく並んでる穴とか虫とか苦手。
たぶん集合恐怖症に近いかも。
でも、規則正しくなくてギュといる虫は意外と平気。
狂鬼降臨の後のショートショートは「ごっこ」シリーズを抜いたら
面白いのなかったし、残念。
「ごっこ」シリーズだけ1冊の本になってないかな。
このシリーズなら読みたいかな。
少女パノラマに出てきた絵は実際見てみたい。
というか欲しいわ。PCの壁紙にしたい。
