日本の昔話

柳田 国男の日本の昔話を読む。
100話ちょっとの昔話がギッシリつまってて面白いです。
柳田氏が地方に散らばってるお話をたくさん集めて記録した本なんだけど
はしがきが昭和5年になってます。
だからココに載っている物語は更に古くから伝わっているものばかり。
でも、「アレ?これ知ってる!」ってお話もあったりして
語り継がれるって事を色々考えてみてスゲェなと思ったり。
1つのお話でも土地土地で名前が違ったり、細部が違ったりするけど
大きなストーリーは差が無いのよね。
柳田氏が本を作るに当たって色んな土地で話を聞いたり
資料(物語にあるのか知らないけど)を見たりしたんだろうかと
想像すると更に楽しく読めます。