綾辻行人の殺人鬼を読む。
薄いし、展開も早いのでサックリ読めます。
スプラッタ・ホラー小説ですが、ただのスプラッタ・ホラーではなく
最後は綾辻行人らしい「ええっ!?」という展開。
内容は血みどろぐちゃぐちゃってやつです。
が、私は平気だった。
もっとグチャグチャかなと思ってたけどね。
「獣儀式」のがグチャ度は高いかな。
でも、話はこっちのが好きです。
獣儀式はあのラストの展開にどうも救いを見てしまうので…
救いの欠片もない殺人鬼の方が読了感は良いね。
こういうのは光が見えちゃダメだ。
獣儀式は壮大に肉塊、こっちはジェイソン系だと思うと分かり易いかも。
サマーキャンプを殺人鬼に襲われた話です。
でも、でもね。
ラストの方の一行でまた最初まで戻って話読み直すことに。
こういう展開とても好きです。
読み終えた後にすぐ「殺人鬼II」読みたくなったわ。
買ってこなくては!!