博士の愛した数式

映画は見てないんだけど、読んでみた。

博士の愛した数式 (新潮文庫)
小川 洋子
新潮社
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事故の後遺症で80分しか記憶が保たない博士と
シングルマザーの家政婦(私)とその息子(ルート)のお話。


全体的に優しい雰囲気のする話で3人の互いに思う気持ちが
読み進めていくうちに徐々に胸に溜まっていって
いやぁ泣けたね。
互いに思うと言っても博士は80分しか記憶が持たないから
次の日になったら「はじめまして」から始まるんだけど。
毎朝、自分のメモを見て記憶が80分しか持たないこと知る博士に泣き
『私』とルートと博士の溢れんばかりの愛に泣き。
10歳のルートが良い子過ぎてたまらないです。
ネタバレになるからあまり多く書けないけど
ルートの誕生日会以降は泣きっぱなしでした。