北神伝綺

前に100%コミックで出てた物の新装版です。
北神伝綺(上)
昭和初期を舞台に描く民俗学ロマン!昭和の大学者、柳田國男が完成させた学問、民俗学。その民俗学が科学となるために捨てねばならなかった異端の部分を受け継いだ影の民俗学者・兵頭北神が紡ぐ、闇のフィールドノート!!
北神伝綺(下)
闇の民俗学者・兵頭北神があばく異端の日本史!日本が近代国家として成立する最終段階で、正史から消されなければならなかった数々の事象とは? 昭和初期の文化・政治情勢を下敷きに、奔放な想像力で紡がれるスリリングな民俗学ロマン!
大塚英志の森美夏さんとの3部作の1作目。
柳田國男メインのお話です。主人公は北神という柳田の破門された弟子。
2作目の「木島日記」の折口信夫と木島平八と似たようなもんです。
昭和初めの色んな人物が好きなら読んでみて欲しいです。
嫌いな人はこういうの嫌いなんだろうと思うけど。
北神は男前です。男の色気です。
個人的には小説で読みたいです。木島も小説のが面白かったし。
3作目はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)で作品を書くみたいですね。
コレも楽しみ。
でも、柳田氏&折口氏よりマニアックさを感じない私は勉強不足?
ていうか柳田氏&折口氏って強烈だよね???
本 本