ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバーを見てきた。
いや~面白かった。
大人の青春映画って感じでした。
主人公・青柳が首相暗殺の容疑をかけられて逃亡するって話だけど
重すぎず笑いも適度に涙ホロリと。
人と人とのつながり、信頼って良いなと思える良い作品でした。


キャラクター一人一人が凄く個性的で魅力的。
今回、個人的にヒットだったのがキルオ。
濱田岳君の声が可愛いのもプラスされて大変素晴らしかった。
原作のキルオは濱田岳君がモデルだというからピッタリでも仕方ない!
だからキルオとの別れは寂しかったね。
青柳パパ・平一さんの登場シーンはなんだか全部泣いてた。
凄い親だと思いながら嬉し泣きなのかな。
「知ってるんだよ!」って、そりゃ児島さんだって泣くわ!
「痴漢は死ね」の習字見ただけで泣けたし。
轟親子の「脅されてて(にやにや)」という
警察に向けての態度がすんげぇ良かった。
ラストの青柳はアレで良かったのかと言えばNOなんだろうけど
アレしか方法がないことは確かだし
青柳的に解決かって言ったらどーなんだろうって感じだけど
『生きる』にはアレしか方法がないんだろうなぁと。
ラストからスタートへの繋がりが素晴らしかったのでもう1度見たいな。
真犯人は原作でもわからずみたいだけど
後ろにいる大きな何かは映画でもヒッシヒシと伝わってくるね。
一般市民がちょっとやそっとじゃ太刀打ち出来ないデッカイ物。
この映画は犯人探しと言うより青柳(人間個人)の素晴らしさを
見る映画だと思うから良いんだけど、少しモヤモヤはする(笑)
犯人周りは見た人が上手く補完してね( ‘∇^*)って感じかな。