アンパオ―太陽と月と大地の物語

アンパオ―太陽と月と大地の物語
アンパオ
1988年に発売された小学校高学年向けファンタジー。
私が小学生時代に学校の図書室で出会いました。
当時読んだ時の衝撃が忘れられず
小学校卒業後も近くの図書館で借りては読んでを何度も繰り返してました。
買おうと思ってたんだけど、小中学生時代は本をポンと買うお金もなく
大人になってみたらアンパオ自体が売っていない状態に。
今回は古本だけど、やっとの出会いが嬉しくて購入してみました。
購入価格440円。
1995年版の古本だけど、とても綺麗で状態も◎で嬉しい。


インディアンの若者アンパオは、父の名も母も名も覚えていない。
美しい顔には不思議な傷がある。あるとき、美しい娘ココミケイス
を好きになったことから、アンパオの長い旅がはじまった。

インディアンの伝説・文化をふまえて書かれているファンタジー。
描写が美しくて、残酷で、怖くて、不思議で読了感が心地良い。
また読みたくなってしまうんだな。
そのせいで何年も何年もこの本を読み続けている私。
読んだ事無い人は近くの図書感で借りて読んでみると良いです。
小学生向けだからなんて馬鹿に出来ない物語。
大人も子供も楽しめる物語です。