黒猫館の殺人

黒猫館の殺人を読み終えた。

黒猫館の殺人 (講談社文庫)
黒猫館の殺人

posted with amazlet at 08.06.02
綾辻 行人
講談社
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なるほどねぇ。という感想。
(以下空白は反転で)
今までのシリーズ読んでるから絶対に「日本」と思ってたけど
別に「日本」である必要はない訳よね。
にしても「アリスの館」とはかなり好みだ。


今までのシリーズとだいぶ毛色の違うと言うか
読み終えた後のサッパリした感じが得られなかった。
普通に読み終えてしまった。
たぶん鹿谷の関わり方と血生臭さがないせいかな。
殺人という殺人が起きてこその館かしら。
こう薄暗いドロドロした感じが足りなく思いました。
手記4までは面白かったんだけど
解決編になったら「ん~~」と思ってしまったのは
なんでかな~もの凄い勢いで解決編が終わっちゃったからか。
これ解決編が無くても面白かった気がします。
でも、読み易かったし面白かったよ。
他の館シリーズに比べちゃうとアレだけど。
比べちゃ駄目なんだろうけど、シリーズだから仕方なし。
次は暗黒館か。全4冊かなりの長編ですな。
でも、その前に青の炎を買ったのでそっち読む。