ぼっけえ、きょうてえ

ぼっけえ、きょうてえ角川ホラー文庫怖い本が読みたかった。
ぼっけえ、きょうてえを知ったのは
マスターズ・オブ・ホラー
三池監督が「インプリント ぼっけえ、きょうてえ」を
撮影したとニュースを見たから。
この本の感想を読んでも「怖い」と
書いてる人ばかりだったので
期待して読んだんだけど…


怖くないよ!!
「ぼっけえ、きょうてえ」「密告函」「あまぞわい」「依って件の如し」
と4本の話が入ってるんだけど、どれも怖くない。
別に面白くないわけじゃないんだけど…
私には4本とも主人公の妄想とか幻想とか精神的なモノに
やられて色んな物が見えちゃって不幸になってるとしか思えない。
実際、精神的に緊迫しまくってそうなってるだけど…
だからそれ以上でも以下でもないんだ!
「ぼっけえ、きょうてえ」だけは妄想とか幻想とかとは少し違うけどね。
でも(だから?)「ぼっけえ、きょうてえ」が一番怖くないよ。
私の『怖い』が普通の人の『怖い』と違うのかもしれないけど。
映像「インプリント ぼっけえ、きょうてえ」の工藤夕貴はハマり役な気がする。
映像は見てないけど、イメージ的によいかも。
「ぼっけえ、きょうてえ」は映像化したら怖く感じるかもしれない。
サイトのストーリーみたら小説は少し変わってるけどね。
クリスなんて出てこないし。