暗闇の囁き

綾辻 行人(1998-06-12)
価格:¥726(新品)
評価:5つ星のうち3.8

<内容>
“囁き”シリ-ズ第2弾!!本格長編推理!謎めいた美しさを持つ二人の男の子。隣りの別荘に住むその幼ない兄弟のまわりに起こる奇妙な出来事はやがて眼球と爪を奪われた伯母と従兄の無残な死につながる。

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前作の「緋色」も私の好きな雰囲気を醸し出していたけど
こちらも私好みの幻想的な雰囲気で面白かった。
「緋色」は緋色の味わいがあったけれど、「暗闇」はそれほど暗闇でもなく
森の中の不思議な雰囲気という感じ。
美しく妖しい人たちを取り巻く妖しい物語は大好物です。

実矢と麻堵の無邪気な美しさが可愛くてたまりませんでした。
ハッピーエンドなのかは置いておいて。

この小説の冒頭の事件が双葉山の殺人鬼…
この「殺人鬼」と場所が近いのね。

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