悪の教典

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<内容>
とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか──ピカレスクの輝きを秘めた戦慄のサイコ・ホラー。


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この小説は貴志祐介作品というだけで作者買いだったので
あらすじ読まずに読み始めてみた。
主人公「蓮実聖司(ハスミン)」の朝起きてマラソンして…
と日常から話が始まるんだけど
読みすすめていくと「あれ?ハスミンって…」と
徐々にハスミンの凶悪さが明らかになっていく。
これあらすじ(ハスミンがサイコパスだということ)を知らなかった方が
読者も恐怖するので面白いかも。
あらすじ読まなかった私ラッキーだったかな。
上巻はそんな感じで段々とハスミンの酷さ(笑)が分かっていき
下巻で大暴れという感じ。
上巻では頭良く立ち回ってたのに下巻の大暴れっぷりは…
あの状況でホントに逃げ切れると思ってたのかなぁ。
でも、ラストの後味の悪さ的に逃げ切るんだろうな。
あの状況で新たな勝負し掛けてきてるって事はさ。
こういうの読んじゃうとニュースの「良い人だったのに」は
信用できないわぁ~と(笑)
ところで、久米先生が私の中で完璧に伊勢谷友介なんだけどどうだろう。
美術の先生だし!
実写映画になるんだよね、ぜひ伊勢谷友介でお願いします。