Another

Another(上) (角川文庫)Another(下) (角川文庫)
<内容>
1998年、春。夜見山北中学校に転入してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ少女、ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げた。


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Anotherは2012/1/13読了。
ミステリーホラーかな?
最初からその目的で書いていたのかは分かりませんが
コミック化、アニメ化に最適な話だなと思った。
でもメインのトリックがバレバレだからダメかな。
綾辻氏の他の作品よりは若向けというか一般向けと言うか
そんな感じだからメディア向けかなと思ったんだけど。
学園ホラーなので軽い感じに読めます。
鳴ちゃんが大変可愛い。
主人公の榊原君が暴走しまくって事が大きくなっている気がするけど(笑)
榊原君が人の話をちゃんと聞く子ならもうちょっとなんとかなった。
…いや、なんなかったかもしれないけど…
とりあえず読んでる間は「人の話は聞けよ」と思った(笑)
あれだね、鳴ちゃんに一目ぼれ過ぎて人の話も聞けないほど
暴走してしまったんだよね。抑えられない純情か。青春だ。
『夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。』は行ってみたいお店。
特に地下をリアルで見たい。
そいえば、殺人鬼の改訂版が出たけど
遠田志帆さんのイラストだー!と思って
Anotherと同じ感覚で買うと酷い目を見るので気をつけてと言いたい(笑)
殺人鬼  ‐‐覚醒篇 (角川文庫)
個人的に殺人鬼は大好物ですがグロ小説なので…
角川はジャケ買いさせる気なのかしら。酷いわ(笑)
スプラッタ苦手な人は激注意小説です。