空海と密教美術展を見に行って来ました。
14時頃に行ったんですが、入場まで10分待ち。
中に入っても凄い混んでて大盛況(というのかしら?)でした。
ゆっくり一番前で見るには前の人が退くまで待ったりするので
相当の時間を要します。
今回の展示のは国宝が98.9%らしいのでこの人気なのかな。
個人的にはかなり感動した展示だったので
混んでても1度は見に行く価値有りだと思います。
空海自筆の書が凄いです。
24歳の時の書なども展示してありますが
24歳にしてこの字…と唸ってしまうほどの迫力の書でした。
金剛杵や錫杖頭など法具も展示してあります。
意外とこういうの見るの好きです。
金剛杵も独鈷杵や五鈷鈴などいくつか展示してあるので
色々見比べられます。
もの凄い巨大な両界曼荼羅図が展示してあるのですが
時期によって金剛界曼荼羅と胎蔵曼荼羅のどちらかが展示されてるようで
私が見たのは胎蔵曼荼羅の方でした。
古い物なのでさすがに見辛くなっていたりしますが
それでも大きさと迫力に圧巻の曼荼羅です。
醍醐寺の「薬師如来および両脇侍像」と五大明王像のコーナー。
私なぜか醍醐寺の薬師如来に畏怖というか薄ら寒いような
体に微妙な違和感を感じてしまって長く前に居たくなかったです。
獅子窟寺の薬師如来は平気だったし、今までこんな事なかったしで
別に薬師如来が苦手という訳じゃないんだろうけど。
んーまた見たら同じ事思うんだろうか。たまたまだったんだろうか。
自分じゃ分からないけどどこかが私の苦手な部分にHITしちゃったのかな。
如意輪観音菩薩坐像は面白かったです。
くつろぐとああいう姿になるのね。
東寺の仏像曼荼羅が8体も来ているので
京都に行かずに立体曼荼羅をじっくりゆっくり体感する良い機会です。
さすがに東寺ほどの迫力はありませんし、大日如来は来てませんが。
帝釈天は美形です。でも持国天が好きです(笑)