不幸な子供

不幸な子供
エドワード ゴーリー
河出書房新社
売り上げランキング: 44261

<内容>(「MARC」データベースより)
あるところにシャーロット・ソフィアという女の子がおりました…。
トレードマークの微細な線画で圧倒的な背景を描き込み、1人の少女の不幸を悪趣味すれすれまでに描いたエドワード・ゴーリーの傑作。


—————–
おぞましい二人」と迷ってこっちにしました。
タイトル通り不幸な子供のお話。
お金持ちの家の子供だったシャーロットがどんどんと不幸になっていく。
普通の物語だったら最後はハッピーエンドで終わるんだろうけど
これは最後まで不幸が積み重なって重なってエンド。
各絵の中に黒い不思議な生き物が居て
シャーロットはそれに監視されているのか呪われているのか。
不幸を具現化してるのかもしれないね。
映画などで不幸になってもハッピーエンドで終わる物語より
こちらの方がよりリアルだったり・・・
ここまでは…と思う事って現実で起こりうるしね。