オカルトライター・野崎のもとに相談者・田原が訪れた。最近身の回りで超常現象としか言いようのない怪異な出来事が相次いで起きていると言う。田原は、妻・香奈と幼い一人娘・知紗に危害が及ぶことを恐れていた。野崎は、霊媒師の血をひくキャバ嬢・真琴とともに調査を始めるのだが、田原家に憑いている「何か」は想像をはるかに超えて強力なモノだった。民俗学者・津田によると、その「何か」とは、田原の故郷の民間伝承に由来する化け物「■■■■」ではないかと言う。対抗策を探す野崎と真琴。そして記憶を辿る田原…幼き日。「お山」と呼ばれる深い森。片足だけ遺された赤い子供靴。※PG12[上映時間:134分]
プライムビデオに来てたので見ました。
ホラーかと思ってたけど人間の嫌な所を描いてる映画だった。一応何かが来て心霊現象は起こしてるんだけど、それよりも人間の気持ち悪い部分ばかりで胸糞悪かった。妻夫木聡の糞夫ぶりがリアルで凄く嫌な感じ。
前半はひたすら人間のそういう部分ばかり見せられ(特に最初の30分が苦痛でしかなかった)、もう見るのやめようかなと思ったけど、見た人に後半30分のためにある映画!と言われて我慢して見た。
残り45分くらいで比嘉琴子(松たか子)が出てくるけど、そこからが面白かった。逢坂セツ子(柴田理恵)と琴子と神官おじいちゃん4人組がひたすらかっこよかった。
ラストが曖昧過ぎて結局どうなったのか良くわからなかった。琴子以外は全滅してるみたいだけど、琴子は生きてるのかな?「■■■■」はどうなったのか。「■■■■」についての描写がほぼ無いのでよくわからないってのもある。倒されたのか逃げたのかもわからなかった。原作小説もこんな感じなんだろうか…?
津田が呼びこんだみたいな描写(お札渡すところ)が後半にあったけど、知紗と「■■■■」は昔から遊んでたから結びつきが強いって最後で言われてたしどっちなんだい!?お札で呼び込んだやつと遊んでたなら知紗は結構大きくなってた気がするけど?
トドメはオムライスの歌…
中島哲也監督なら「告白」の方が怖いかな。「来る」は怖いよりグロい。
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