<内容>(「BOOK」データベースより)
突如、現れた地獄の“鬼”により、地上は瞬く間に阿鼻叫喚の地獄と化した。なすすべのない恐怖から、快楽を貪るだけの人間をたんたんと嬲り殺す鬼達。憎悪の文学を確立した傑作「狂鬼降臨」。誰一人死ぬことが不可能となった世界を描き、著者自ら「狂鬼降臨」の一環と語る「地獄の釜開き」。全身が腐る病、退廃病。男にのみ感染するこの病の感染源は女だった…「呪縛女」。飛び散る脳漿、溢れる体液、あなたは友成純一の世界を黙視できるか。
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獣儀式を以前読んだことあるけど
「狂鬼降臨」が家に1冊あっても良いかなと思い購入。
ということで、今回は「狂鬼降臨」は読まなかった。
前回の感想へどうぞ。
「狂鬼降臨」の他に短編が4本。
「地獄の釜開き」は「狂鬼降臨」のサブストーリー的な話で良かった。
うおー!と思う描写も「地獄の釜開き」が1番かなぁ。
特にあの「箱に埋めた女を1ヵ月後に掘り返す」辺りはねぇ…
「地獄の遊園地」は元ネタバレバレでちょっと笑った。
私の大好きな場所だけあってね…
リアルでこうなったら絶対嫌だけども。
「呪縛女」と「蟷螂の罠」は普通。
「呪縛女」はエログロなので男性向けかも。